グーグル、同社が無料で提供している世界中の美術品が閲覧できるウェブサービスとアプリ「Google Art & Culture」にて、世界的に有名な建築家ザハ・ハディド (Zaha Hadid) 氏の作品集を公開。イギリス・ロンドンにあるサーペンタイン・ギャラリー (Serpentine Galleries) の協力で実現。

ザハ・ハディド氏は、アンビルト(実現しない建築)の女王の異名もった方で、世界的に有名な建築家でした。日本とも関わりが深く「新国立競技場基本構想国際デザインコンクール」では42案の中から採用され、最初に「新国立競技場」のデザインを設計設計した方となります。

本来であればザハ氏のデザインで建設される「新国立競技場」でしたが、構造や建築費、建設スケジュールの面から問題が指摘され、白紙にされたことでも話題になりました。

今回、「Google Art & Culture」で公開されたザハ氏の作品は建築デザインをする際にかかれたスケッチや、アート作品になっています。デザイン案などが書かれたノートなども公開されています。

Source: Zaha Hadid at Serpentine Galleries