1914年に創建された東京駅丸の内駅舎は、戦災時に屋根や外壁が消失し、長らく原型の姿を失っていました。JR東日本は、2007年5月より「東京駅丸の内駅舎、保存・復原工事」に工事着手。駅の機能を維持しつつ、利用者の安全を確保しながら保存・復原を行なっています。2012年10月完成予定。正式運用前に9月24日より丸の内駅舎などが公開されました。

JR東日本が公開したのは、東京駅丸の内駅舎の駅長室や企画展が開催されるギャラリーの他、駅に併設されている東京ステーションホテルの設備も公開されました。広さおよそ170平方メートルのロイヤルスイートルームは、1泊80万円します!

駅の施設は来月2013年1日から、ホテルは2012年10月3日から運用が開始予定。丸の内駅舎は1914年の開業当時と同様の姿になるよう、現在、復元工事が進められており、10月中に全ての正式運用が開始される予定です。

また、JR東日本は「丸の内駅舎」を公開に合わせて「TOKYO STATION VISION (トウキョウステーションビジョン)」なるイベントを9月22日と23日に開催しました。これは最新の大型プロジェクターを使った世界的にも有名なマッピング技術(大型プロジェクションマッピング)で、建物に映像を投影し現実ではありえないような表現を見せる技術です。

上記画像はイメージで、実際に行われたイベントの映像が Youtube 等にアップされています。複数リストアップしましたので是非ごらんください。

■ TOKYO STATION VISION

22日、23日に行われたイベントはあまりの来客に1日3回行われる予定が2回になってしまったようです。大型プロジェクションマッピング自体がカナリ有名で、場所とお金がないと出来ないイベントな上に東京駅を使ったイベントとなり世界的な話題をよんでおります。

Source: JR東日本 Orver The Century 東京駅丸の内駅舎保存復元