小田急電鉄では、代々木上原駅~梅ヶ丘駅間で進めている鉄道地下形式による連続立体交差事業および複々線化事業に伴い創出される鉄道跡地の土地利用(以下「上部利用」という。)について、連続立体交差事業者である東京都、地元行政区である世田谷区、渋谷区と協議を進めていた世田谷区内の施設配置等について協議が整ったことを発表。

上部利用では、街の個性・雰囲気を踏まえ「にぎわいや回遊性、子育て世代が住める街、文化」をキーワードに街にあらたな魅力を創出することを目指しています。駅周辺を中心としたゾーンごとに特色を持たせるとともに、世田谷区が掲げる防災・減災のための視点も重視し、同区が整備、維持管理する緑豊かな通路や緑地・小広場、駅前広場にも配慮するとしています。

シモキタショッピングゾーンイメージ(下北沢駅周辺地区)

文化発信ゾーンイメージ(東北沢駅周辺地区)

世田谷ライフ発信ゾーンイメージ(世田谷代田駅周辺地区)

1. 計画地: 小田急小田原線 代々木上原駅~梅ヶ丘駅間
2. 鉄道上部面積: 約27,500㎡
3. 工期: 連続立体交差事業および複々線化事業の進捗を踏まえ、今後決定。
4. 計画概要: 「にぎわいや回遊性、子育て世代が住める街、文化」をキーワードに、全体を「文化発信ゾーン」「シモキタショッピングゾーン」「世田谷ライフ発信ゾーン」の3ゾーンに分け、ゾーンごとに設定したテーマに基づき、魅力ある街づくりを進めるとしています。

Source: 小田急電鉄