竹中工務店は、チャンギ国際空港グループ(Changi Airport Group)より、チャンギ国際空港第4ターミナルの新築工事を入札の結果、受注しました。受注金額は約800億円。

第4ターミナルは小型機用の駐機場17カ所、大型機用の駐機場4カ所で、これらにはボーディングブリッジが接続されており、乗客の利便性とアクセスを向上させます。飛行機の方向転換を容易にするように設計され、航空会社のニーズにフレキシブルに対応できるようになります。

空港のデザインとプロセスイノベーションは、旅行者にこれまでの空港では得られなかった経験を与えると同時に、航空会社及び空港施設運営会社の生産性と運営効率化に寄与します。

■ 主要受注工事概要

  • 乗客ターミナルビル2: 階建ての高さ約25m、延床面積約195,000m2。乗降客処理能力約1,600万人/年
  • 駐車場: ターミナルビルに面した1,500台まで収容できる駐車場建屋及び平面駐車場
  • タクシー用待機場: 到着客を乗せるための2階建ての待機場
  • 道路改良: 第4ターミナルとイースト・コースト・ハイウェイに直接結ぶ新たな道路を含む道路の改良
  • 連絡橋: 空港内のバスや自動車が第4ターミナルから第3ターミナルへのアクセスが可能な連絡橋
  • ランプコントロールタワー: 飛行管制の一部としての第4ターミナルのエプロン及び誘導路内の飛行機の動きを監督・監理する高さ68mのタワー

Souce: 竹中工務店