米国サンフランシスコのベンチャー企業 Occipital より、iPad に接続して利用できる携帯 3D スキャナー「Structure Sensor」が発表。タブレット部分のリア(背面)部に装着することで簡単に 3D スキャンが可能になるとしています。開発、量産のための資金を Kickstarter で募集したところ3時間で目標金額となる10万ドル(約1,000万円)を達成。量産化をスタートするとしています。

3D スキャンはは赤外線ライトとカメラで行い、iPad の画面上でスキャンする対象物を確認しながら読み込みができるとしています。読み込みできる距離は 40cm から 3.5m となっており、かなり大きなものも読み込めるようです。

3D スキャンしたデータは、AR データとして加工できる他、最近流行になっている 3D プリンターへの出力も可能。製品価格は初期出資が1口349ドル(約35,000円)となっているため、量産化が行われれば、製品価格はその辺りになりそうです。2014年2月以降にまずは出資者へ製品が出荷されるとしています。

Structure Sensor: Capture the World in 3D
http://structure.io/


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