サンシャインシティでは、巨大地震が発生した際に予想される長周期地震動に対する安全性を一層高めることを目的に、サンシャイン60において、新たに開発されたダンパを含む3種類のダンパを組み合わせる日本初の工法で長周期地震動対策工事を実施。
本工事の設計監理は三菱地所設計と鹿島建設にて組織する「サンシャインシティオフィス棟長周期地震動対策工事実施設計・工事監理共同体」、施工は鹿島建設が行い、2014年3月中旬に着工し、2016年9月末に竣工の予定です。
今回の工事では、ビル側面の避難バルコニー部に「HiDAX®-e(高性能オイルダンパ)」と「ハニカムダンパ®(鋼製弾塑性ダンパ)」、またコア部天井内の梁(はり)に当ビル用に新開発された「S-Lockダンパ™(変形制御ダンパ)」の、合計3種類のダンパを効果的に配置するダンパ組み合わせ工法を国内で初めて採用。本工事は建物共用部での施工が中心となるため、専有部への影響を最小限に抑えられることが大きな特長となっております。
Source: 鹿島建設