パソコン機器などを販売するアビー (ABEE) より、個人でも購入可能な低価格な光造形機「SCOOVO MA」シリーズが発売。価格100万円からと今まで高価だった光造型機が手のとどくお値段に。販売される製品は「SCOOVO MA10」と「SCOOVO MA30」の2機種。価格は「SCOOVO MA10」が168万円(税抜)「SCOOVO MA30」が298万円(税抜)となります。

■ SCOOVO MA10 スペック
・光源:LED&レーザーハイブリッド
・積層ピッチ:0.05mm
・XY解像度:0.1mm
・最大造形サイズ:100(W)×75(D)×150(H)mm
・造形マテリアル:アクリル樹脂/ゴムライク樹脂
・入力方式:.stl
・消費電力:約500W
・サイズ/重量:684(W)×554(D)×922(H)mm/約63kg

■ SCOOVO MA30 スペック
・光源:LED&レーザーハイブリッド
・積層ピッチ:0.025mm/0.05mm(ソフト切り替え)
・XY解像度:0.05mm
・最大造形サイズ:96(W)×54(D)×150(H)mm
・造形マテリアル:アクリル樹脂/ゴムライク樹脂
・入力方式:.stl
・消費電力:約650W
・サイズ/重量:684(W)×554(D)×1042(H)mm/約65kg

MA30およびMA10(以下「MAシリーズ」といいます)は、一般的なレーザー照射方式の光造形機に比べて、数十分の一の液体樹脂でオブジェクトの製作を可能にします。これまでの光造形機では、構造上、小型の造形物であってもタンクに数十リットルもの液体樹脂を注がなければ造形ができず、入れ換え時等に多量の液体樹脂を損失することが通例でした。MAシリーズは、小さな造形物であれば、わずか300cc程度の液体樹脂を本体のタンクに注ぐだけでオブジェクトの製作をはじめることができます。

source: ABEE