JR 東日本では、日本の首都東京の顔にふさわしい多彩な魅力と先進の機能をもった駅として、東京駅周辺地区の都市空間整備を進めていました。歴史と文化が感じられる丸の内地区の中心的存在となる東京駅丸の内駅舎(重要文化財指定)の保存・復原工事の完成(2012年10 月)に引き続き、今回、その丸の内駅舎とともに本地区の象徴空間となる駅前広場整備計画がまとまり、工事に着手したと発表。

東京駅丸の内駅前広場は、交通結節機能の拡充を図るとともに、丸の内駅舎や行幸通りなど、周辺地区の都市空間と一体となって、首都東京の玄関口として格調と賑わいある新たな都市景観を創り出すとしています。

JR 東日本は、東京都と連携し、広場中央部に大きな歩行者空間「都市の広場(仮称)」、その南北に交通広場を配置した駅前広場を整備。「都市の広場(仮称)」は、緑陰豊かなケヤキの列植、行幸通りとデザイン的な統一を図った舗装や照明デザイン等により、丸の内駅舎とともに日本を代表する都市景観を創出し、東京駅周辺の都市観光の一役を担います。

交通広場(南部・北部)は、路線バスやタクシー等の交通結節機能を集約するとともに、四季を彩る植栽等による修景を行います。 駅前広場下において行う東京駅丸の内地下エリア整備工事と合わせて、工事を進めて参ります。完成時期:2017 年春(予定)。なお、南部の交通広場は、全体完成に先立ち 2015 年冬に使用開始する予定。

Source: JR 東日本