森ビルが、30年の歳月をかけて取り組んできた都市再生事業「虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業(以下、虎ノ門・麻布台プロジェクト)」が、いよいよ始動。本プロジェクトのコンセプトは、”緑に包まれ、人と人をつなぐ「広場」のような街 – Modern Urban Village -“。広大な中央広場を街の中心に据え、オフィス、住宅、ホテル、インターナショナルスクール、商業施設、文化施設など、多様な都市機能を高度に融合させた「ヒルズの未来形」として、都心の真ん中に誕生します。
「Modern Urban Village」をコンセプトとして誕生する「虎ノ門・麻布台プロジェクト」は、国際都市の洗練さと、小さな村のような親密さを兼ね備えた、世界に類のない、全く新しい街です。約8.1haもの広大な計画区域は圧倒的な緑に包まれ、約6,000㎡の中央広場を含む緑化面積は約2.4haに上ります。延床面積約860,400㎡、オフィス総貸室面積213,900㎡、住宅戸数約1,400戸、メインタワーの高さは約330m、就業者数約20,000人、居住者数約3,500人、想定年間来街者数2,500~3,000万人で、そのスケールとインパクトは六本木ヒルズに匹敵します。また、本プロジェクトは、当社がこれまでのヒルズで培ったすべてを注ぎ込んだ「ヒルズの未来形」でもあります。平成元年(1989年)に街づくり協議会を設立し、約300人の地元の皆様と、約30年もの時間をかけて推進してきましたが、平成29年(2017年)には国家戦略特区法に基づき都市計画決定され、令和元年(2019年)8月5日に着工を迎えました。竣工は令和5年(2023年)3月末を予定。
事業名称:虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業
事業者:虎ノ門・麻布台地区市街地再開発組合
区域面積:約8.1ha(施行地区面積)
敷地面積:約63,900㎡(約19,330坪)
延床面積:約860,400㎡(約260,000坪)
主要用途:住宅(約1,400戸)、事務所(約213,900㎡)、店舗(約150店)、ホテル(約120室)、インターナショナルスクール(約14,000㎡、ブリティッシュ・スクール・イン・東京(予定))、中央広場(約6,000㎡)、文化施設(約9,000㎡)等
緑化面積:約2.4ha
駐車場:約1,880台
事業費:約5,800億円
組合員数:285人(2019年3月時点)
着工:2019年8月5日
竣工:2023年3月31日(予定)
Souce: 森ビル