三井不動産と日本橋室町三丁目地区市街地再開発組合は、「日本橋室町三丁目地区第一種市街地再開発事業 A地区」(東京都中央区日本橋室町三丁目)にて建設中の建物の名称を「日本橋室町三井タワー」とし、商業施設「COREDO (コレド) 室町テラス」を2019年秋にグランドオープンすることを決定。
「日本橋室町三井タワー」は「日本橋再生計画」において、日本橋エリアの情報発信拠点となる 最新の大規模複合ビルです。最先端のオフィス空間、様々な用途に利用できるホール&カンファレンス、日本初となる既存街区を含むエリア供給型のエネルギープラントなどに加え、日本橋に新たな賑わいを創出する商業施設や、豊かな緑あふれる潤いのランドスケープと大屋根を配した広場を備え、日本橋エリアの魅力のさらなる向上を実現します。オフィスフロアには、TRI-AD(トヨタグループの自動運転ソフトウェア開発新会社)ほか、世界をリードする様々な業種の先端企業の入居が決定しています。多種多様な人々を街に呼び込み、多様性の高い街づくりに取り組んでいます。
また、約30店舗で構成される低層階の商業施設「COREDO室町テラス」には、メインテナントとして台湾より「誠品生活」を迎え、2019年秋にグランドオープンすることが決定。“世界で最もクールな百貨店14”、“アジアで最も優れた 書店”に選ばれた「誠品」が手掛ける、日本第一号店舗が「誠品生活日本橋」です。「Books, and Everything in Between.」がコンセプトの「誠品生活」ならではの感性で、日本橋の歴史、人々の暮らしの中で受け継がれてきたカルチャーを編集し、台湾発の「くらしと創造のカルチャー・ワンダーランド」として創造的で新しいライフスタイルを発信するプラットフォームになります。
本プロジェクトは、敷地面積 約11,480m2、延床面積 約168,000m2、地上26階、地下3階建の大規模複合開発です。「日本橋室町三井タワー」は、複合用途で構成されており、地上5~25階にはオフィス(5~6階はオフィスロビー)、3階にはホール&カンファレンス、地下1階~地上2階には商業施設、また、地上1階には大規模な屋外広場空間を形成します。地下1階では、地下歩道を通じて、東京メトロ銀座線・半蔵門線「三越前」駅ならびにJR横須賀線・総武快速線「新日本橋」駅に直結します。地下1階~地上2階の商業施設「COREDO室町テラス」は約6,000m2のフロアに、日本初出店を含む国内外 から約30店舗を集め、多様な顧客の獲得と賑わいの創出を実現します。
■ 「日本橋室町三丁目地区第一種市街地再開発事業」概要
- 事業名: 日本橋室町三丁目地区第一種市街地再開発事業
- 施行者: 日本橋室町三丁目地区市街地再開発組合
- 区域面積: 約2.1ha
- 所在地: A地区:東京都中央区日本橋室町三丁目地内 他 / B地区:東京都中央区日本橋本石町四丁目地内 他
- 敷地面積: A地区:11,480m2 / B地区:1,390m2
- 用途: A地区:事務所、商業、駐車場 等 / B地区:公共公益施設、駐車場
- スケジュール: 2019年3月末竣工(予定)
■「日本橋室町三井タワー」(A地区)概要
- 交通: 東京メトロ銀座線・半蔵門線「三越前」駅 地下直結 / JR横須賀線・総武快速線「新日本橋」駅 地下直結 / JR中央線・山手線・京浜東北線「神田」駅 徒歩4分 / JR各線「東京」駅 徒歩9分
- 延床面積: 約168,000m2
- 階数 / 最高高さ: 地上26階 地下3階/約142m
- 施工: 鹿島・清水・佐藤工業特定業務代行共同事業体
Souce: 三井不動産