有名建築家、丹下健三氏により設計され1964年に建築された「香川県立体育館」。老朽化がすすみ改修工事を検討していましたが、多額の費用が必要となり改修断念へ。2014年9月末をもって閉館することを発表。また、取り壊し案も含めて進めていくとしています。
「香川県立体育館」は丹下氏設計によるものですが、当時でも珍しい形状で現在では改修が難しいとされています。何度か改修業者を入札により決めようとしたものの労務費や材料高騰も合わさって多額の金額になり、改修を断念したとしています。
■ 香川県立体育館 概要
収容人数: 1300席
設計者: 丹下健三+都市・建築設計研究所(建築)/ 集団製作建築事務所(建築)/ 岡本剛構造設計事務所(構造)/ 建築設備設計研究所(設備)
施工: 清水建設
構造形式: 鉄筋コンクリート造 / 高張力によるサスペンション構造
建築面積: 1,519m²m²
延床面積: 4,707m²m²
階数: 地上3階一部半地下
高さ: 19.89m
着工: 1962年10月
竣工: 1964年8月10日
Source: 香川県立体育館