東京文化財ウィークは、より多くの皆様に文化財を身近に感じていただくためにおこなわれるもので、都内にある文化財を一斉にお見せする公開事業と、文化財めぐりや講座などを行う企画事業の2つの柱があります。
2017年は10月28日(土曜日)から11月5日(日曜日)まで期間開催されます。文化の日を中心に都内全域の文化財の公開や文化財に関わる様々な企画事業を実施し、都民等が文化財に触れる機会を提供し、更に文化財の保護・管理に様々な形で参加できます。
各場所には、文化財解説カードを用意しています。カードを集めてあなただけの解説書を作るもよし、写真集としてファイルするもよし。地図を見て自分独自の旅を計画してみるなど、楽しみ方は色々です。文化の秋、身近な文化財に触れ、東京の歴史や文化を学んでみてはいかがでしょうか?
旧醸造試験所第一工場 (北区)醸造に関する唯一の国立研究機関として、明治政府により創立された。公開日 10/30(月)~11/2(木)。
旧吉岡家住宅(主屋兼アトリエ・蔵・長屋門・中門)(東大和市)一代名主を務めた池谷家が明治前期に建て、後に日本画家・吉岡堅二が移住した建物。公開日 10/27(金)~29(日)
入場無料。学生ガイドによる見学ツアーが11月1日と3日の午前11時、午後1時と2時、2日の午前11時と午後2時にあります。また11月2日には、礼拝堂で大学生のパイプオルガン演奏会(無料、事前予約不要)、記念館でオルガニスト、長谷川美保さんによるリードオルガン演奏会(無料、指定席は事前予約必要、立ち見席の整理券は当日配布)が行われます。
都内で行われるイベント場所や公開される建築物など詳しい情報は公式サイトをご確認ください。
Source: 東京文化財ウィーク2017